中古パソコンの購入後のリスク
中古パソコンのお話です。いわゆる新品パソコンが売られ、リユースされたPCです。
今回はちょっと気になったことがありましたので記事を少し挙げます。
中古パソコンの故障でのご依頼が多い今日この頃。
今日も「中古で買ったパソコンが起動しなくなったんだけどどれくらいかかる?」と一本の電話が。
症状をうかがうと、パソコンを落としてしまい起動しなくなった様子でした。
おそらく物理破損によるハードディスクの故障が濃厚です。
その時の私の口頭での見積です。
- 出張料金4,000円(出張を希望された為)
- 診断料金0円(クーポンで診断料金無料期間中のため)
- ハードディスク交換 3,000円
- OSインストール作業 12,000円
- 再訪問料金 2000円
- ハードディスク部品代金 ?円(容量が分からない為…)
この時点で21,000円。
話は続き、もう少し掘り下げて、「ディスクや付属品はそろっていますか?」
「そのへんは全く分かりません。」とのこと((+_+))
声を大にして申し上げます!
ハードディスク交換するだけでは、部品を変えただけです。そう、ただの箱。
その中に命を吹き込まなければなりません。これがOSのインストールと言う作業です!
これには当然ソフトが必要です。普通なら中古パソコンと言えど、付属品または、ご自身でリカバリなるものを作成し作らなければなりません!そうです、ないなら買わなければなりません!これが追加で12,000円程度。
はい、部品代は市場により左右されますが、合計で40,000円でしょうか。
(口頭ですよ、この時点では診断していません)
「高いですね…じゃやめておきます。」の一言。
ですね、確かに高いかもしれませんが、メーカーに勤務していた私が断言します。
メーカー修理だと5万~10万くらいが相場です。
しかも!Windows7モデル初期のものになると、ハードディスクなどの部品自体も希少ですし、安易にHDDだからって抵当に選ぶと、誤動作し修理完了しないこともあります。
(こちらの記事でも詳しく書いています)
また、リカバリソフトでも数100種類もある機種からお客様のPCに適応するリカバリディスクを探し、メーカーに発注しなければなりません。
そもそもソフトがあれば40,000円-12,000円=28,000円でした。
OSのインストールとなっていますが、Tadakuruではハードディスク交換時に、埃がたまりやすい内部の簡易掃除やWindowsの更新も最新にしっかりしてからお渡しするよう徹底した作業を行っています。
そうです、そういう目に見えない部分でも時間を掛けていますし、これまでに自分が経験した知識を総動員して、早く、安く、信頼をモットーに営業しています!けしてぼったくりしてるわけじゃありません。真摯に向き合って作業しています!
とまぁ少しぼやきが混じってしまいました(笑)
まとめ
中古パソコンを購入するリスク
- いつ故障するか分かりません。
- ほとんどの場合メーカー保証も切れています。
- 安い中古品ほど、Officeソフトやリカバリディスクは付属されていません。
(検証用にOSは入っているなどの売り文句には注意) - 上記に該当する場合はトラブルがあった時に復旧が出来ない為、
リカバリディスク代など余計な出費が加算される可能性もあります。 - オークションなどで手に入れた安いPCや、元々Vistaモデルのパソコンを無理やりWindows7モデルへ
ソフトだけを入れて売っているケースなど、安物買いの銭失い…にならないように。
とまぁ中古品のリスクをざっくりと挙げました。
個人的な意見では、パソコンは新品をオススメします。
中古品でなければならない理由がある場合は、必ず付属品や状態に注意してご購入下さい。
かく言う私もお客様からお願いされた時は、中古品も販売します(笑)
けれど、以上の事をちゃんと考えて、購入後もリスクのない商売をさせて頂いています。
中古品購入する時はTadakuruに声を掛けて下さい!←しっかり宣伝(^-^)